ホームページ制作する前に考えるべきこと
いきなりホームページを作り始めないでください。まずはあなたのビジネス、あなたの会社が必要なホームページの種類を明確にするところから始めましょう。 どのようなホームページにするかを事前に考えることなくデザインなどの雰囲気だけで作り始めると失敗します。
私たちは、これまで多くの企業様のホームページのサイト診断・リニューアルを行ってきました。 「なぜこういうページになったのか?」と理由を聞いた時に明確に戦略を立てて作られている方は全体の1%ほどしかいなかったです。
ホームページ制作で後悔しないために、事前にしっかりと考えをまとめましょう。 あなたにとって、どのようなホームページが必要なのかを決める際のヒントをまとめました。ホームページ制作の前の参考にしてみてください。
名刺代わりのホームページが欲しい
名刺にQRコードとURLを印刷して、会社紹介としてホームページを活用したいケースです。 ホームページは会社の顔でもあります。ホームページからの集客が見込みが薄いBtoBの業種などでのニーズが多いのがこのケースです。 会社の基本的な情報、取扱サービス、企業理念など掲載する内容は、ほぼ決まっております。 この場合、必要最小限の予算でホームページを完成するのがベストです。弊社の制作サービスでいうとライトプランがおすすめです。
集客を増やしたい
店舗ビジネスの場合
まずは、Googleビジネスプロフィールの活用から始めましょう。 初めて店を訪れる際に、店舗までの道のりをGoogleマップで調べるという行動は多くの人にとってスタンダードになっています。 そのGoogleマップ上にあなたのお店の存在を知らせることができるのがGoogleビジネスプロフィールです。 無料で使えますし、店舗ビジネスにとって活用はマストです。 ホームページを作る際も、Googleビジネスプロフィールから飛んできた際の動線を考慮してページ設計するのがポイントになってきます。
店舗ビジネスではない場合
現時点で一番売れている商品、その商品を購入する方のペルソナ作成、その商品はどのような悩みを解決(もしくは欲望を満たす)ものなのかを明確にするところからスタートします。 強みを明確にし、攻めるべきキーワードを調べ、そのキーワードをベースにホームページの設計を進めていきます。
売上をアップしたい
ネット広告を使う場合
現時点で一番売れている商品、その商品を購入する方のペルソナ作成、その商品はどのような悩みを解決(もしくは欲望を満たす)ものなのかを明確にするところからスタートします。 強みを明確にし、攻めるべきキーワードを調べ、キーワード広告をかけていきます。広告文章のクリエイティブが成果に直結します。 広告文のABテスト、広告文の改善を継続的に進めることで、いくら広告をかければ売上がいくら出せるかが見えてきます。
ネット広告を使わない場合
SEO対策を強化します。まずは、自社の商品(サービス)の強みを明確にする手順を行います。 ライバルサイトのチェック、キーワードの検索ボリューム、関連キーワードの調査を行います。 これらの工程を経て、どのキーワードでSEO対策を行うかを決めます。自社商品に関連するコンテンツを増やすためのブログ運営も重要になってきます。
通販を始めたい
取扱商品数が10点未満の場合
できるだけ簡単・スピーディーに導入ができるカートシステムを選定します。 弊社では、商品の魅力や販売者のストーリーをしっかりと伝えられるホームページを作成し、決済部分は無料で使い始められるBASEを利用するという形を推奨しています。
取扱商品数が100種類以上の場合
本格的なカートシステムの導入を検討する必要があります。また、楽天市場やYahoo!ショッピング、アマゾンといった外部モールへの出店も検討した方が良いです。
LP(ランディングページ)を作りたい
LP(ランディングページ)には、一般的なホームページと大きく異なる点があります。 それは、他のページへのリンクが必要最小限であるという点です。 一般的なホームページに対してネット広告をかけても、ホームページをウロウロとしている間にユーザーが離脱してしまう可能性が非常に高いです。 実際に、リンクが1個増えるごとに離脱率が上がるというデータも挙げられています。 訪れたユーザーは離脱するか、申し込み(または資料請求)をするの2択に絞れているかどうかで成果が大きく変わってきます。